もうひとつの我が母校 臨海セミナー 卒業生たちの「私の思い出」
「努力は不安を打ち砕く最大の武器である」と毎日、生徒に伝えて くれた先生の話が印象に残っています
花塚拓巳さん 日吉校出身
臨海セミナーへ入塾のきっかけを教えてください
中学3年生の夏から卒業まで日吉校の小中学部に今でも交流がある幼なじみと通っていました。当時、友人がとても楽しそうに臨海セミナーに通っていまして、彼に紹介してもらい体験授業に参加しました。社会の授業だったのですが、先生の質問に答えることができ、その時に褒めてもらったことが嬉しくて、この塾だったら楽しく勉強できるかなと思い入塾しました。
印象に残る先生はいらっしゃいますか?
体験授業で教えてもらった森先生です。中学3年生に社会を教えていました。初めて参加した教室も覚えているんですけど、体験授業で質問してくれた森先生です。
あと岩崎先生も印象に残っています。先生は「努力は不安を打ち砕く最大の武器である」という言葉を毎日、生徒に伝えていました。『2月14日の入試当日、僕達、生徒は不安に襲われ、持っている力を出せないかもしれない』ということまで見越して、結果が全てじゃなくて、努力していることで不安を打ち砕けるだろう、そこには結果がついてくる、と激励してくれたのだと思います。多くの先生は、「入試に受かるには」とお話されますが、岩崎先生は小テストの点を取るにはなど、常に「今」に目を向けていました。とても優しい先生で、努力をし続けるには楽しさがないといけない、楽しさを元に勉強を続けていけば入試に受かる、不安を打ち砕いていくには、努力が普段の実力通りの力を出せる、ということを話していました。
室長の成田先生も印象に残っていますね。希望していた志望校とは違う高校の選択肢を僕に提示したことが一番記憶に残っています。いま思うと中学3年の夏に入ってきて、勉強の習慣もないし競争にもさらされていない状態の自分のことを想ってくれたのだと思います。「拓巳は、夏から頑張って通っているし宿題も毎日やってくる、でも受験に落ちてしまったらつらいだろう、人生が良くない方向にいってしまうかもしれない」と考えて、途中で燃え尽きないよう継続してできるように、模試で良い点を取り続けなさいと考えてくれたのだと思います。当時の自分としては、かなりショックだったのですが、現状を見つめて勉強しましたし、今のレベルをしっかりと維持するという面で考えると、とても良い指導をしてくれたなと思っています。
思い出の品について教えてください
日吉校では毎年各生徒に寄せ書きを配ります。たぶん今も続いていると思いますが、その寄せ書きを今でも持っています。成田先生が書いてくれた言葉や、森先生が書いてくれた社会の用語暗記の一部だったりがあります。
いまは講師をされていると伺いました
今年で満4年になりました。横浜本校で中学3年生の英語を担当しています。新規開校の駒岡校と大学受験科の川崎校も担当しています。以前は綱島西校でも教えていました。今日は日曜特訓なので、ペンギンのネクタイをつけても良いかなと思い着用しています。実はシーパラダイスで購入したものですが、りんペン君を半分意識しました。生徒に楽しんでもらいたいと思っています。
現役の臨海生にメッセージをお願いします
今の受験生に伝えたいのは、行きたい志望校をずっと目指し続けるべきだ、ということです。親の意見や室長先生の意見は客観的に見てくれているから大事ですが、自分が行きたいところをずっと目指して進み続け勉強を続けるべきだと思います。